『プレゼンティズム』『アブセンティズム』
管理栄養士のmarinaです。会社の研修を受けている時に、聞きなれない言葉がありました。プレゼンティズム・プレゼンティズム ですが、いかがでしょうか。私は初めて聞いたように思います。
まずは「プレゼンティズム」から。これは、出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題が作用して、パフォーマンスが上がらない状態のことだそうです。鼻づまりで頭がボーッとして仕事に集中できない、二日酔い、寝不足、頭痛、発熱などで、多少の無理をすれば出社できる状態です。でも、ケアレスミスの増加をはじめ、作業効率や集中力の低下を引き起こしてしまう状態です。
次の10個の健康問題がプレゼンティズムによるパフォーマンス低下につながっていると報告されています。
パーソルワークスデザイン株式会社 https://www.persol-wd.co.jp/column/presenteeism/
(1)アレルギー(2)関節炎(3)喘息(4)首や腰の痛み(5)呼吸系の疾患
(6)うつ(7)糖尿病(8)偏頭痛(9)循環器系疾患(10)胃腸の疾患
もうひとつの「アブセンティズム」は、心身の体調不良が原因による遅刻や早退、就労が困難な欠勤、休職など、業務自体が行えない状態だそうです。一人がアブセンティズムの状態でいると、関わるチームや組織に影響し、業務生産や業務効率の低下を引き起こすと考えられています。
どちらも、健康経営を考えるときに使われる用語のようですね。コロナ前は、プレゼンテイズムの人も多かったのではないでしょうか。コロナ禍を経て、体調が少しでも悪かったら休もうという雰囲気になっていると思います。休めないと思うとつい頑張ってしまいがちですが、休めるんだと思うと、ちょっと肩の力が抜ける感じがしますね。
こうした体調不良で業務パフォーマンスが低下した場合は、莫大な損失に繋がるとまで言われています。体調不良にならないよう、日々の健康管理は会社経営にとっても大事なことだと思います。特定保健指導もその一つですね。早め、早めの改善が大事だと思います。それではこの辺で('_’)
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