モートン病とは!?

 管理栄養士のmarinaです。最近は高齢の方とお話する機会も増えました。モートン病って、何かの疾患を聞き間違えていたのかなあ、と思っていたのですが。実際に存在する病名でした。
 症状について、『しびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。痛みは強いことも少なくなく、時には、下腿まで及ぶことがあります。』と書いてあるので・・・まあ、その人により症状が違うって感じですよね。
 原因について『中腰の作業、ハイヒールの常用などで』との記載があります。でも、診断が難しいそうです。『圧迫された神経の足趾間に感覚障害があり、隣りあう中足骨の先端の間に痛みのある瘤のような塊と、それと同じ場所にティネルサイン(神経傷害部をたたくとその先に痛みがひびく)があれば診断はほぼ確定できます。』ということで、感覚障害と、塊と、痛みが響くかの3つが必要なんですね。

 治療する場合は、『足底挿板=インソールなどを用いた保存的治療』だそうです。『3ヵ月ほど様子を見て症状が回復しないものでは手術が必要になる』こともあるそうですが・・根本的な解決が出来ないと、痛みが続いてしまいますよね。

 私がお話した人は、モートン病で足の裏が痛くてつらいけど、介護度の申請にはモートン病が関係していないって言ってました。モートン病が関係なしに介護保険の認定がされたので、介護ベッドが借りられないとのこと。そこをなんとか調整しているので云々・・みたいな感じでした。モートン病と診断されていれば、介護度の審査で見られるものではないのか!?と思いつつ、介護関係のことはよく分からないなあ、って思って調べてみましたが、よく分からず。教科書的な説明では、認定員の審査と、医師の意見書が必要で~みたいなことしか書いていません。個別の事情が色々あって、よく分からないですねえ・・・。それではこの辺で('_’)

 

参考
・日本整形外科学会 モートン病
・福岡整形外科病院 モートン病とは