睡眠薬は適切な研修を修了した医師に
管理栄養士のmarinaです。保健指導で、睡眠薬は元々内科でもらっていたが、紹介されて精神科で処方されていると話す方とお会いしました。そういえば、以前クリニックで勤めていた時の医師も、眠薬の処方について精神科に紹介していなたなあと思い出しました。
気になってみたので調べてみると、平成30年度の診療報酬改定で「不安、不眠の症状を有する患者に対し、ベンゾジアゼピン系受容体作動薬を1年以上にわたり、同一の成分を同一の1日当たり用量で連続して処方した場合、処方料(42点)が29点、処方箋料(68点)は40点に減算」との通知がされたそうです。ただし、「不安または不眠にかかる適切な研修を修了した医師は、減算の対象とならない。」ということで、恐らく減算の対象にならないよう、紹介されたのかと思いました。1点=10円なので、処方料で13点=130円、処方箋料で28点=280円が減るということで・・塵も積もれば山となるって感じでしょうか。
ただ、患者さんによっては2か所に行くのが大変な方もいらっしゃるかと思います。医師が受ける適切な研修とは、e-ラーニングも該当するようなので、先生がたには頑張って頂いて・・複数個所への受診が減らせると、ベストかなと思います。もしくは、12カ月以上の処方が課題なので、専門医を受けた後は内科で処方するとか・・・。こんなカラクリがあったなんて、知らないことが多いなあと思った出来事でした。それではこの辺で('_’)
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