五十肩とは
管理栄養士のmarinaです。五十肩で悩む方とお話したのですが、五十肩というのは俗称で正式には「肩関節周囲炎」と言うそうですね。肩の関節は、骨や軟骨、靭帯、腱などで構成されていますが、老化により炎症を起こすと、肩関節の痛みや動きの制限が生じている状態が五十肩です。
驚いたのが、五十肩の原因は、まだ十分にわかっていないことも多いそうです。わかっていないというより、複雑すぎて分からない、ということのようですね。改善するには、「筋肉を動かすこと」が重要です。インターネット上でもいくつかストレッチが載っていますね。
寝返りを打つときに激痛が走り痛くて眠れない方は、大きめの腹巻きに痛い方の腕を入れてカラダに沿わせるように軽く固定する方法もあるようです。痛み止めなどの薬物療法も行われますが、長期間の痛み止め服用は「胃腸障害」、「腎障害」、「頭痛」などの副作用が起きることがあります。頭痛は、1か月に10日以上頭痛薬を使い続けている状態が3か月以上を超えると、薬の使いすぎによるリスクが高まるといわれています。
出来るだけ早い段階で完治できると良いのですが、だいたい半年から1年かかる方が多い様子でしたね。ご自身でも出来るストレッチ等を実践し、あまり長引かないよう、痛みが続かないよう対処できると良いですね。
ちなみに、40代で症状が出れば「四十肩」、50代で症状が出れば「五十肩」と呼ばれているだけで、違いはありません。60代で症状が出れば「六十肩」になると思われますが、あまり聞きませんよね。症状が出ている人は40~50台が多いということなのでしょうね。
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