インターミッテント・ファスティングとは
管理栄養士のmarinaです。秋ですね、過ごしやすい季節になってきました。さて、保健指導でお会いした方から「インターミッテント・ファスティング」に取り組んでいると聞きました。ファスティングとついているため、別の言い方だと16時間ダイエット等が近い考え方のようです。良い機会なので調べてみます。
断続的断食(Intermittent=断続的 Fasting=断食)ということで、何日も断食するモノとは違う種類になるようです。『決まった時間枠で食事をし、決まった時間枠で断食をする時間サイクル重視のダイエット』だそうですね。食べていない時間(断食している時間)に、効果的に脂肪を燃やすことが出来るため、人気なんだとか。調理や食事の回数が減るので、メニューに悩むや買い物のストレスから少し開放されますとも書かていますね。
●16時間断食 食事を8時間以内にとり、残りの16時間は断食する。断食の時間はコーヒーをはじめ、カロリーが無い飲み物であれば飲み物は飲んでも大丈夫。
●2日間断食 週に5日は好きなものを食べて、他の2日(連日ではない)は摂取カロリーを500〜600カロリー程度に低く抑える。
●イート・ストップ・イートメソッド 朝8時から次の日の朝8時までや、ディナーをとった後は次のディナーの前まで断食するなど、週に1日か2日(連日ではない)丸々24時間断食する。
● OMAD(一日一食) One Meal A Dayの略で、1日に1回だけ食事をする。
このような方法があるとは、という感想を持ちました。ファスティングの話と一緒に出てくるのが、以前は1日2食だった・・・という話題です。あくまでも主観ですが、そんな昔のことが現代人にも染みついているのか?と疑ってしまいます。空腹感によって飢餓状態を作り、脂肪燃焼を促すというのが大枠の目的かと思いますが、接取エネルギー量が不足しすぎると筋肉が分解されて基礎代謝が低下してしまいますよね。脂肪が減少したと思っていても、筋肉が減っていることもありますもんね。短期間でチャレンジするには良いと思いますが、長期間に取り組むと必要な栄養が不足して、良くないのではないかなという気がしています。
断食について、こんな注意書きもありました。『ファスティングは、すべての人に勧めることのできる方法ではない。
- 摂食障害から回復している人
- 現在も摂食障害を抱えている人
- 低体重の人
- 妊娠中の人
- 母乳育児中の人
- 糖尿病やガンなどの慢性疾患のある人
そしてファスティングがその引き金になり得る人は、いかなる種類のファスティングも自ら行わなず、まずは医師に相談すること』 それではこの辺で('_’)
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