禁煙のきっかけが人体の不思議展
管理栄養士のmarinaです。保健指導で禁煙した方にそのきっかけを聞いた所、人体の不思議展(のようなニュアンスの展示会)だったと答えが返ってきました。この方は10年程前の展示会で、喫煙した肺が真っ黒なのを観て、やめようと考え始めたとのことでした。
wikipedia引用ですが、人体の不思議展は「人間の死体の実物に樹脂加工をほどこしスライスしたものや、さまざまなポーズをとらせたものなどが多数展示された展示会」という風に記載があります。日本では1996年から1998年ころまで各地で開催されていました。人間の死体を輪切りにスライスにした標本や、血管網だけを選択的に残した標本、胎児を子宮に入れた状態の妊婦の死体の実物の標本、皮膚を剥がされて筋肉や内臓だけになった死体の実物標本がスポーツをしているポーズをとっているもの等々・・・、従来一般には見られなかったような死体標本が数々展示されていました。
こちらの展示会は、倫理的な観点で問題になって展示が中止されたり、議論されていますが。やはり写真やイラスト等で観るよりも、実物を目の前で観るとてもインパクトがありますよね。私も観にいった記憶がありますが、まだその時は綺麗とか、すごいとか、そういう感想しか持たなかったように思います。大人になって改めて観たら、また違った印象があるのではないかと思います。
私がお話した方は、この展示会をキッカケに禁煙の意思が固まりました。その後入院することになり、入院中はベッドで2週間の安静にしなければならなかったため、その間に禁煙を行いました。他にもこの展示会を観て禁煙しようと思った人がいたかもしれませんね・・・。もし、肺の色が体の外から見えるようになったら、禁煙を始めようと思う人が増えるかも、なんて思いました。それではこの辺で('_’)
最近のコメント