加熱式タバコと電子タバコの違い

 管理栄養士のmarinaです。喫煙している方の中に「ニコチンが入っていない煙草に変えたら、たばこを吸う気にならなくなると思う」と話す方がいました。今回は、ニコチンが入っていない煙草について、調べてみました。

 紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えると、タバコ葉を燃焼しないためタール摂取量は減少します。しかし、ニコチンはしっかり摂取しているという点が課題です。

 そこで登場したのが、タバコ葉の代わりに紅茶の葉を使ってニコチンゼロを実現した「NICOLESS(ニコレス)」です。タバコ葉の部分をニコチンを含まない紅茶葉に変更することで、ニコチンレスの蒸気を作り出すことが出来るそうです。しかし、タールは加熱することで多少は出るので、そこがポイントでしょうか。紅茶葉を使用しているため、たばこ税がかからない点もメリットですね。

 調べるとその他にも沢山の商品が・・・載せきれないので割愛です。タバコ葉を使用しない「電子タバコ」にはニコチン・タールが含まれないのに対し、タバコ葉を使用する「加熱式タバコ」にはニコチン・タールが含まれます。ちょっと、ここは勘違いというか混同していました。電子タバコ=加熱式タバコというように、ひとくくりにしていたため、ここは気を付けたいと思います。ただ電子タバコにしたから体に問題は無い、とは言えません。体への害は減る位でしょうか。煙草を吸う方は、健康に気を付けて社会的マナーの範囲で楽しめると良いですね。それではこの辺で。

参考
株式会社VUEN(ブエン) NICOLESSホームページ