下の血圧が高いとき

 管理栄養士のmarinaです。上の血圧が正常でも、下の血圧が高ければ高血圧と言われます。今日は面白い記事を見つけました。
 血圧は、「心拍出量」と「末梢血管抵抗」によって算出されます。これをかみ砕くと、心臓から出てくる血液量と抹消血管の血液の流れにくさによって算出されるということです。これらから、まず心臓から出てくる血液の量が増えると血圧が上がり、心臓の血液量が減ると血圧も下がります。血管が固いと血圧が上がり、軟らかいと血圧が下がります。

 心拍出量は上の血圧(収縮期血圧)へ、末梢血管抵抗は下の血圧(拡張期血圧)への関連が大きいと考えられています。そのため、下の血圧が高いということは、抹消血管の抵抗が大きいということが考えられます。この原因として、動脈壁の弾性が低くなっていたり、血液粘性が高いということが挙げられるようで、抹消血管での動脈硬化が進んだ場合が考えられるようです。勉強になりました。それではこの辺で(*´ω`*)

参考
・オムロン ヘルスケア株式会社 vol.99 30代です。健康診断で血圧が130/105mmHgでした。下の血圧だけが高い場合にはどのようなことが原因として考えられますか?