グリオーマ(脳腫瘍)

 管理栄養士のmarinaです。GWがあけて、頭が通常モードに戻りつつあります。ほんとここ最近は、動画ばっかり観てどっぷり楽しんでいました。

 こちらですが、保健指導の方でお会いしたので調べておこうと思いました。グリオーマというのは、日本語で言うと神経膠腫(しんけいこうしゅ)と表現するそうで、悪性の脳腫瘍の1つです。神経膠腫は、神経膠細胞から発生します。神経膠細胞はグリア細胞とも呼ばれ、神経細胞(ニューロン)とともに、脳・脊髄に無数に存在します。主な役割は、神経細胞を固定し、栄養の供給や神経伝達物質の伝達をすることなどです。
 この表現から推測すると、グリア細胞にできた腫瘍は○○オーマという名前になるという事なのかもしれません。同じページに「アストロサイト―マ」とか「クリオブラストーマ」という名前が出てきました。

 グリーオーマが出来ると、周りには脳浮腫という脳のむくみが生じます。手や足を強くぶつけると、手足が腫れることと同じ浮腫です。腫瘍や脳浮腫によって、脳の機能が影響を受けることになります。例えば、頭蓋の中の圧力が高くなり、頭痛、吐き気、意識障害などの症状は、頭蓋内圧亢進症状といいます。また、脳腫瘍などが脳の内側にある場合には足に強い麻痺や感覚障害が生じ、外側にある場合には、手に強い麻痺や感覚障害が生じます。

 神経膠腫の発生要因はほとんど明らかになっていません。がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれています。そして、がんを早期発見し、適切な治療を行うことも大切です。それではこの辺で(=゚ω゚)ノ

参考
・国立がん研究センター HOME > それぞれのがんの解説 > 神経膠腫(グリオーマ) 基礎知識