粉瘤(ふんりゅう)とは

 管理栄養士のmarinaです。暖かい日が増えてきて、本当に過ごしやすいです。四季があるから素晴らしい眺めや風情があるとは思いますが、どうしても春や秋が続けばいいなあなんて思ってしまいます。贅沢な悩みだと自分でも思います。

 さて、粉瘤(ふんりゅう)をご存知でしょうか。保健指導でお会いした方が通院していましたが、最初は「くんりゅう」と聞こえました。でも、このワードで調べてもヒットしませんで、竜の写真とか出てきてしまいます(笑) 恐らく粉瘤(ふんりゅう)が正しいのだとは思いますが・・いまいち自信がありません!

 調べたところ『皮膚下に袋状構造物が生成され、その袋の中に本来は皮膚から剥がれ落ちるべき垢や皮脂が溜まってしまうことでできた腫瘍の総称』だそうです。
 粉瘤が発生する原因は明確にならないことも多く、毛の生え際が狭まったり詰まったりすることが原因の一つになるといわれています。また打撲や外傷によって皮膚の一部が入り込んでしまうことや、ウイルス感染、ニキビ痕に生じたりすることもあります。粉瘤は良性腫瘍であり、悪性化することはほとんどありません。

 ということで、悪さはしないものみたいです。しかし、細菌が侵入して化膿して赤く腫れるケースや、化膿が進行すると皮膚下の袋状構造物が破壊され、膿がたまった状態になってしまう場合もあるそうです。
 強い炎症を伴う場合は表面の皮膚を切開して膿みを外に出しますが、特に赤みや痛みを伴わない場合は外科的切除手術によって表面の皮膚ごと切り取ります。粉瘤はあくまでも良性腫瘍なので切除するか否かは本人の自由意志ですが、非常に大きくなった場合は切除した方が良いケースもあります。 
 結局のところ、炎症があれば取り出すが、大きな害はないもののようですね。勉強になりました。それではこの辺で(´っ・ω・)っ

参考
・ドクターズ・ファイル 症状から探す>できものができるの原因と考えられる病気一覧>粉瘤