特定保健指導の継続支援がオンライン可能に

 管理栄養士のmarinaです。2月3日に厚生労働省から「情報通信技術を活用した~」という文書が出ました。要するに、オンラインでの保健指導についての内容です。

 具体的には今までの保健指導ではオンラインで出来なかった(ポイントが付かなかった)ことが、オンラインでも出来るようになった(ポイントが付いて、実施したとみなされるようになった)という点があります。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて見直しがあったようで、コロナは世の中をどんどん変えていきますね。

 主な変更点は2つです。1つ目が、ビデオ通話が可能な情報通信機器を活用した初回面接におけるグループ支援の実施を可能になったこと。2つ目が、情報通信機器を活用した継続支援について、対面で行う場合と同じポイントを算定することです。

 1つ目について解説します。保健指導の計画の中で例えば「①面談(初回)→②継続支援(アプリや電話)→③継続支援(アプリや電話)→④面談(継続)→⑤継続支援(アプリや電話)」このような計画があったとします。
 「①面談(初回)」はオンラインでの実施でも良いことになっていましたが、「④面談(継続)」は対面での実施のみが実施したと認められることになっていました。そのため、アポイントを取得して会いに行くのですが・・・まあ、対面だと移動時間もあるので大変ですね。それが継続支援も遠隔で実施してもOKになりました。
 会社ではこれから、継続になった場合の金額や運用等が決まるため、導入はもう少し時間が掛かるかもしれませんが。このような動きはとても嬉しいですね。それではこの辺で( ˘ω˘ )

 

参考
・厚生労働省HP 特定健診・特定保健指導について
情報通信技術を活用した特定保健指導の実施について
特定保健指導の実施方法の見直しに係る運用の取扱いついて