動脈硬化指数について①

 管理栄養士のmarinaです。以前の保健指導で、動脈硬化は目に見えないから危機感が沸かないと言われたことがありました。その時は、受診したクリニックで頸動脈エコー等で動脈硬化の具合が調べられることを説明しましたが、もっと良い方法があればな・・と思っていました。そんな時に丁度ネットニュースで、栄養関連の計算が出来る電卓が発売予定であることを知りました。その中に記載があった動脈硬化指数が分からなかったので調べた所、自分の思っていた動脈硬化の度合いを知るための簡単な方法だと分かりました。


 動脈硬化指数とは動脈硬化の起こりやすさを表現したものです。総コレステロール(TC)から善玉コレステロールといわれるHDLコレステロール(HDL-C)を差し引いた悪玉コレステロールを善玉コレステロールで除した計算式によって求められます。言葉で書くとややこしいですが・・・
 【動脈硬化指数】 = (TC – HDL-C)÷HDL-C 
 こんな計算式になります。思っていたよりシンプルになるのではないでしょうか。こちらの正常値は4.0以下とされており、数値が大きいほど動脈硬化になりやすく、小さいほど動脈硬化になりにくいと言うことができます。

 ちなみに自分自身の動脈硬化指数を計算した所、4.0以下でしたので大丈夫そうでほっとしました(笑)皆様も計算してみてくださいませ。それではこの辺で( ˘ω˘ )

参考:CRCグループTOP > シー・アール・シー > よくある検査のご質問 > 動脈硬化指数とLDL-C/HDL-C比の違いは何ですか?