糖尿病と医療費について

 管理栄養士のmarinaです。糖尿病でお金がないと言われた人について、友人のソーシャルワーカーにもちょっと聞きつつ、助けになる制度があるか調べてみました。

 医療費の減額には大きく3つの方法があります。1つ目は『ジェネリック医薬品』への変更です。後発医薬品が開発されていれば、変更することで薬代が安くなります。2つ目は『高額療養費制度』です。医療機関や薬局で支払った医療費が高額で、ひと月の上限額を超えた場合、その分のお金が戻ってくる制度です。自分で払わなければならない医療費の上限額は、年齢や所得によって決まります。3つ目は『医療費控除制度』です。一年間に支払った医療費を確定申告時に提出することで、所得税や住民税から医療費を控除できます。生計を一緒にする家族にかかった医療費の合計が対象となります。

 これらの組み合わせで少しでも医療費を安くすることが出来るかもしれません。今思えば、私が担当した方の治療頻度が2か月に1回だったので、1カ月に1回の通院に変えれば1回に掛かる医療費が減るのでは。。なんて思いましたが、そもそも金額が高いというのは言い訳で。本当は治療したくない別の理由があったのかもしれません。そこまでは分かりませんでしたが。。。

 正直、透析治療を始めると医療費は1カ月1万円か所得により2万円までに収まるようです。そうなると、働けないけれども医療費はかからなくなります。一方で、糖尿病であれば治療し続ける限り、医療費は一生かかります。お金だけが全てではありませんが、なんだか複雑ですよね・・・

参考:糖尿病情報センター 糖尿病とお金のはなし