検査シリーズ『腫瘍マーカー』④

 管理栄養士のmarinaです。腫瘍マーカーで、基準以上の数値が出れば、画像検査、内視鏡検査、病理検査などほかの検査結果とも照らし合わせて、最終的な診断を行います。

(1)画像検査・画像診断
 ●超音波(エコー)検査・・・超音波の跳ね返りによって、体内の状態を観察する
 ●X線検査(レントゲン検査)・・・X線を当て体内の状態を観察する
 ●CT(コンピューター断層撮影)・・・X線を当てからだの断面像を観察する
 ●MRI(磁気共鳴撮影)・・・強い磁力を当てさまざまな角度からからだの断面像を観察する
 ●PET(陽電子放出断層撮影、ポジトロンCT)・・・体内にがんに取り込まれる性質の薬剤を注入し、薬剤がどのように広がっていったか、その分布を撮影する

(2)内視鏡検査・内視鏡診断
 口や鼻などからカメラのついた管を通し、病変部位を観察したり生検(組織を取り出す)して、がんであるかどうかを調べる

(3)病理検査・病理診断
 組織を採取してがんであるかどうか、がんの種類を確かめる。

 こうした検査を組み合わせていきます。学校で勉強したのかもしれませんが、覚えておらず・・・とても勉強になりました・・・!