服薬シリーズ『高血圧』⑤

 管理栄養士のmarinaです。最後は『中枢性交感神経抑制薬(中枢性α2アゴニスト)』です。自律神経に作用し、末梢血管の収縮を抑制する降圧剤があります。中枢性交感神経抑制剤(中枢性α2アゴニスト)と呼ばれ、上述したような降圧剤が使用できない場合や、いくつかの降圧剤を併用しても血圧のコントロールができない場合に選択されています。これは、最終兵器って感じですね。
 しかし、副作用の種類が多く、眠気や口の渇き、倦怠感、立ちくらみ勃起障害などが起こりやすい傾向にあります。日中の服用は避け、夕食後や寝る前に服用することで、副作用の出現が軽減されるとされています。カタプレスという種類は、自己都合で突然、服用を中止してしまうと、急激な血圧上昇を招く可能性があるため、十分な注意が必要です。

参考
・医学ボランティア会 【高血圧の治療薬・降圧剤について】種類・値段・副作用のまとめ