服薬シリーズ『高血圧』④
管理栄養士のmarinaです。続いて『α1(アルファワン)遮断薬』です。自律神経に作用し、血管の収縮を抑えることで血圧を下げてくれるのがα(アルファワン)遮断薬です。高圧作用だけでなく、糖や脂質の代謝にも良い影響を与えるとされています。これだけ聞くと、万能なお薬に思えますね。
副作用は、大抵の場合、初めて飲んだときに起こりやすいものです。血圧が下がりすぎることで起こるめまいや動悸などが挙げられます。
もうひとつ『β(ベータ)遮断薬』は、α1阻害薬と同様に、自律神経に働きかけて血管の収縮を防ぐ作用を持つ薬です。
副作用は、自律神経に作用することから脈拍数が少なくなったり、末端への血流低下による手足の冷えが起こったりする場合があります。また、自己都合で急に飲むのをやめてしまうと、狭心症もしくは高血圧発作を起こす可能性があるということです。急な服用中止は、どの薬でも良くないですよね・・・。
参考
・医学ボランティア会 【高血圧の治療薬・降圧剤について】種類・値段・副作用のまとめ
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