疾患管理シリーズ『腎のう胞』①
管理栄養士のmarinaです。保健指導をしている中で、たまに『腎のう胞』の指摘がある方がいらっしゃいます。再検査の指示が出る方もいらっしゃるため、少し調べてみました。
腎嚢胞(じんのうほう)とは、腎臓にできる球状の袋のことで、中に液体を貯留しています。多くの腎嚢胞は、症状もなく健康に無害ですが、一部の腎嚢胞では悪性腫瘍を伴ったり、また腎嚢胞が多発することで腎機能が悪化するタイプがあります。ということで、基本的には無害のようです。
症状が出るのは、のう胞が5cm以上の大きさになる場合の時のようです。そうなると腎嚢胞の圧迫で腰部の鈍い痛みが出現する場合があります。5㎝というとかなりの大きさですが、それ以外は無症状と考えると、気にしなくてもよい人が多いようですね。
参考
・兵庫医科大学病院 腎・透析内科 常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)について
・ときわ会グループ すこやかコラム 腎嚢胞(じんのうほう)
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