保健指導活用テクニック『行動経済学』③
管理栄養士のmarinaです。在宅勤務は通勤がないので心地よいですね~明日は久しぶりの対面での面談です。最期に行ったのは9月末だった気がします・・・。行動経済学を学ぶと、日常の中でもこうした理論によって行動を選ばされていることが分かります。本日は『おとり効果』を取り上げます。
おとり効果とは、明らかに選ばれない選択肢を加えることで意思決定を変化させる効果です。これは、保健指導以外でも有効ですが、案を3つ用意して、1つは絶対選ばれない案を用意して、3択ではなく2択にするというイメージです。
あくまでも例えの話ですが、保健指導の中では飲酒の目標設定の中で
A「まったく飲まない」 B「1回に飲む量を減らす」 C「休肝日を作る」のうち、どれならできそうでしょうか?
みたいな感じですかね・・・極端すぎて、書いてみてあんまり保健指導で使わないかも?なんて思いましたが(笑) Aのまったく飲まない選択肢を選べれば最高ですが、だいたいの参加者様はBの減酒か、Cの休肝日を選択することが多いですね。これも、おとり効果と言ってよいのでしょうか・・ちょっと自信がありませんが、こんな感じですかね。それではこの辺で。
・参考 BRAVE ANSWER 行動経済学とは?意味や具体例は?従来の経済学との違いは?
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