疾患管理シリーズ『蜂窩織炎』③
管理栄養士のmarinaです。蜂窩織炎の症状について解説します。
蜂窩織炎は、脚の皮膚に最もよく生じますが、体のどの部分にも発生します。通常は、片手や片脚など、体の片側だけに生じます。最初に現れる症状は、感染部の皮膚の発赤、痛み、圧痛です。これらの症状は、細菌そのものと、感染から体を守ろうとする体の反応の両方によって生じます。感染部の皮膚は熱をもって腫れ、オレンジの皮のように、細かいあばたができたように見えます。感染部の皮膚に液体で満たされた大小の水疱ができることもあります。
蜂窩織炎の患者の大半は軽症であるように見えます。患者によっては発熱、悪寒、頻脈、頭痛、低血圧、錯乱などがみられますが、これらは通常、重症の感染症があることを意味します。細菌の感染が広がるにつれ、感染部位に近いリンパ節が腫れて、押すと痛むようになり(リンパ節炎)、リンパ管が炎症を起こすこともあります(リンパ管炎)。
今まで聞いたことがある人の症状は、痛みがありました。と、いうことは・・重症の感染症がある状態だったようですね。インターネットで写真が見られますが、かなりえぐいですね。
参考:MSDマニュアル 家庭版/蜂窩織炎
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