疾患管理シリーズ『ストレス』⑥

 管理栄養士のmarinaです。ストレスの原因がはっきりすれば、その原因を取り除くよう働きかけることがストレスの対処になります。しかし、不安や心配が全面に出ている場合には、カウンセラーにまずは相談することが勧められます。多くの専門家に相談することで、解決に至る時間が短縮されたり、よりよい解決方法が見出されることになります。すぐに解決策が見出されない場合、自分で何とかしてみようとしたけれどもうまくいかない場合には、それぞれの専門家に相談することが勧められます。

 ただ、周囲への相談がしづらい環境の場合もあるかと思います。例えば、理解してほしいと思うあまり、家族の言動に気持ちが左右されて不安定になってしまうこともあります。しかし、時には家族と物理的・心理的に距離をおくことが必要です。それも、よい関係と安定した気持ちを保つための「サポート」とも言えます。距離感を保つことは、決して悪いことではないと思います。むしろ、自分に悪い影響を与えてているなら、積極的に距離を保つことも一つの方法だと思います。

 参考:こころの耳