疾患管理シリーズ『ストレス』③

 管理栄養士のmarinaです。ストレスを感じた時の反応は、人それぞれではありますが・・・。私たちは日常生活でストレッサー(ストレスとなる要因)を経験すると、そのストレッサーを解決したり、ストレッサーによる悪影響(ストレス反応)を緩和するために、さまざまな工夫をします。これをストレス対処(コーピング)といいます。

 しかし、ストレス反応が長期化して慢性化すると、まず活気が低下して、元気がなくなってきます。この状態が解消されずに慢性化すると、イライラや不安感を覚えるようになります。そして最終的には気分が落ち込んだり、ものごとがおっくうになるなど、いわゆる「うつ」の状態に近づいていきます。

 気分の落ち込みや憂うつな気分がある、趣味などが楽しめない等といった症状が2週間以上続く場合には「うつ」が疑われますので、専門家(精神科、心療内科)に早めに相談することをおすすめします。詳しくは、参考のURLをご覧ください。

参考:こころの耳