疾患管理シリーズ『睡眠』①

2020-10-05

 管理栄養士のmarinaです。今回は、睡眠について取り上げます。睡眠は奥が深いため、数回だと網羅できませんが・・ざっくりまとめていきたいと思います。

 人間をはじめ、地球上の多くの生物は、約24時間周期の体内リズムをもち、昼は活動的に、夜は休息モードになるというシステムが存在します。実は人間に備わる体内リズムは、24時間よりも少し長めのようです。個人差もありますが、近年の報告では平均24.18時間(約24時間10分)であると言われています。

 こうした現象を避けるために、私たちには体内時計の“時刻合わせ”をする機能が備わっています。最も影響力の大きな因子は光です。朝起きて太陽の光が眼に入り、その刺激で体内時計はリセットされ、次の24時間が始まります。これが、朝の光を浴びましょうと言われる理由です。逆に変な時間に強い光を浴びると体内時計も乱れ、眠れなくなったりすることもあります。

 参考 大塚製薬株式会社 睡眠リズムラボ