疾患管理シリーズ『貧血』⑥

 管理栄養士のmarinaです。久しぶりに髪の毛を切りました。誰かに髪の毛を切ってもらうのは緊張するので、中々苦手なことのひとつです。普段、面談いろいろ言って喋っているはずなんですけどね~どうしても慣れません。。。
 貧血の治療として、栄養素で改善できるのは「鉄」「ビタミンB12」「葉酸」です。それぞれについて、補給する方法を見直してみます。

 「鉄」栄養素の鉄には2種類あり、ヘム鉄と非ヘム鉄に分かれます。肉や魚に含まれるヘム鉄は体への吸収率が高いのですが、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄は体への吸収率が悪いです。youtubeで違うこと言ってましたね。反省。
 肉は赤身やレバー、シジミ・あさり等に鉄分が入っていますね。卵、豆製品、緑黄色野菜、ひじき等も鉄分が含まれますが、非ヘム鉄になります。どれを中心に・・とは限定しにくいため、どれもまんべんなく、が正解に思います。
 その他にも、紅茶、コーヒー、緑茶に含まれるタンニンは、非ヘム鉄の吸収を妨げる吸収を妨げるといわれていますが、ヘム鉄の場合は気にしなくてよいという意見もあります。

「葉酸」ほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜やいちごなどの果物、枝豆、納豆などがあります。緑黄色野菜や豆製品と考えると、鉄分と似ていますね。

「ビタミンB12」魚介類や動物性食品に多く含まれます。かき、あさり、しじみ等の貝類や、さば、あじ、ほっけ等の魚類、レバーにも多く含まれます。