疾患管理シリーズ『貧血』②
管理栄養士のmarinaです。すっかり秋になりました。先日の登山の筋肉痛がまだ残っています。来月の結婚式参列に向けてヘアセットの勉強中ですが、中々うまくいかないですね~。
赤血球は、酸素を運搬するヘモグロビンからできていることを書きましたが、ヘモグロビンにはヘムという鉄を含む色素から構成されています。そのため、鉄が不足すると『鉄欠乏性貧血』になります。名前の通り、体の中で鉄が不足して起こる病気ですが、体に貯蔵してあるはずの鉄が失われたり、血液中の鉄が不足してしまうことで発症します。血液が酸素を運搬する能力は、血液中のヘモグロビン量と比例するため、鉄欠乏性貧血はだと酸素が不足するようなイメージでしょうか。
実際の症状としては、体を動かした時の息切れや動悸、頭痛、めまい、立ちくらみ、疲れやすくなるなどが見られます。鉄が不足すると爪が割れやすく、唇の端や舌に炎症が起こる、氷などを無性に食べたくなる、髪が抜ける、肌が荒れる、いらついたり倦怠感を感じるということもあるようです。
それにしても、氷を食べたくなるとは面白いですよね・・・でも実は、氷を食べる原因は分かっていないようです。これも不思議ですよね。異食症のひとつと考えられているそうですが、近い将来原因が分かれば面白そうですよね。
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