疾患管理シリーズ『腰痛症』②

2020-08-17

 管理栄養士のmarinaです。腰痛になってから、腰の大切さを実感しています。メディアで、激しい動きをしている人を見ると・・この人の腰すごいなあなんて、関心してしまいます。健康的な日常のありがたみを感じますね。
 
 腰痛の原因となる病気は、大きく(1)腰椎を直接障害するもの、(2)腰椎を障害しないが、臓器の周囲にある神経を刺激するもの、に分けられます。
 (1)は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄、背骨の骨折など、腰椎に異常が生じている病気だけでなく、骨への細菌感染やがんの骨転移といった命にかかわる危険な病気も含まれます。
 一方で(2)に含まれる病気として、胃潰瘍など消化器系の病気、尿路結石など泌尿器系の病気、子宮筋腫など婦人科系の病気、解離性大動脈瘤など循環器系の病気などがあります。

 いずれにせよ、たかが腰痛と考えず、早めに医師に相談して原因を調べることが大切です。ちなみに、自分自身の場合は(1)でした。自粛期間中からずっとですが、あまり動かない生活を続けていたことで、姿勢がずっと同じになってしまい、筋肉が凝り固まって、その負担が腰に行ったみたいです。ただ、腰が痛くなる前にも骨盤のゆがみがあったようで、根本から治療しないと再発してしまうといわれました。


参考:痛みの情報サイト 疼痛.jp > 痛みの疾患ナビ