疾患管理シリーズ『C型肝炎』②

 管理栄養士のmarinaです。本日は友人宅でホームパーティーしてました。久しぶりに会うと、話題が尽きないですね~不思議です。さて、本日もC型肝炎についてです。

 HCV(原因となるC型肝炎ウイルス)は、主に感染者の血液を介して感染します。感染経路としては、下記のような原因が考えられています。
 ・感染している人の血液を用いた輸血、血液製剤
 ・汚染された注射器や注射針による医療行為
  → 覚せい剤を打つなどの注射針
  →入れ墨を掘る
  →十分に消毒されていない器具でピアスを開ける
 ・母子感染、性行為(どちらも感染率は低い)

 一方、常識的な社会生活のうえで、他人の血液に直接触れることが無ければ、家庭や集団生活での感染の可能性は殆どありません。そのため、握手や抱擁、食器の共用や入浴での感染はしないため、決してHCV感染を理由に差別されるなどの不利益があってはいけません。

 予防について、HCV感染予防のためのワクチンはできていません。感染予防のためには他人の血液に触れないことが大切です。それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ

参考:国立研究開発法人 国立国政医療センター 肝炎情報センター