疾患管理シリーズ『C型肝炎』①

 管理栄養士のmarinaです。先月の支援した件数と支援報酬が提示されました。本社で電話対応の件数が多かったからか、報酬が格段に多くなりました・・・!数値に現れると楽しくなりますね。もっと、もっと、頑張って効率よく報告書を書けるように、支援がスムーズにできるように、していきたいなって思いますね。

 さて、今日からは生活習慣病以外の事について解説していきます。まずは、C型肝炎です。
 C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染により起こる肝臓の病気です。HCVに感染すると約70%の人が持続感染者となり、慢性肝炎、肝硬変、肝がんと進行する可能性があります。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、自覚症状がないまま病気が進むことがあります。思い症状に気付いた時には、すでに重症化している可能性があるという特徴があります。

 HCVの感染の感染があれば、症状がなくても必ず詳しい検査をして、治療を含めて対処を検討する必要があります。 進むスピードは個人差があり、60歳をこえると肝がんになる確率が高くなります。病気が進むと治療も難しくなります。

 ちなみに、感染後の状態によって呼び方が変わってきます。感染→急性肝炎→(60~80%が進行)→慢性肝炎→(約20年)→肝硬変→(約10年)→肝がん です。現在日本では約100万人程度のHCV感染者がいると考えられています。その中には、感染がわかっていない人やわかっていても通院されていない人が多いのが現状です。それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ

参考:国立研究開発法人 国立国政医療センター 肝炎情報センター