生活習慣改善シリーズ『脂肪肝』①
管理栄養士のmarinaです。毎日重たい荷物を持ちながら通勤していると、肩がどうにかなっちゃいそうです・・・今日みたいに涼しい日は良いですが、梅雨があけて暑くなると嫌ですね・・・。
さて、本日から脂肪肝について解説します!その前に、肝臓の働きが主に3つあるので、それを解説します。
①代謝:食べ物からの栄養を体内で使える形に変えて貯蔵し、必要な時にエネルギーとして供給する
②解毒:アルコールや薬、老廃物等の有害物質を分解し、からだに影響しないよう無毒化する
③胆汁の生成や分泌:胆汁は脂肪の消化吸収を助ける消化液です
脂肪肝とは、トリグリセライド(中性脂肪)が沈着して肝機能障害をきたす疾患の総称です。肝組織の所見では、肝細胞の30%以上に脂肪滴が認められ、画像診断でも脂肪沈着症が強く疑われる所見が認められることを言います。健常者の肝臓内脂肪は3~5%とも言われています。意外と広く知られている疾患なのかもしれません。
その原因は、栄養の摂りすぎや肥満や糖尿病やアルコール過多です。糖や脂肪が肝臓に沢山運ばれ、肝臓で糖や脂肪から中性脂肪(トリグリセライド)を作ります。中性脂肪が、血中に放出される量よりも肝臓で合成される量が上回り、肝臓に中性脂肪が溜まってしまうと、脂肪肝になります。
それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ
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