生活習慣改善シリーズ『喫煙』③
管理栄養士のmarinaです。一人の時間を満喫していました。外出していませんが、精神的にはとってもリフレッシュです。
今回は受動喫煙についてです。最近では、分煙の店舗も増えていますが、形だけの分煙という場合も依然として多いのが現状です。ちょっとでも煙いなと感じたら、確実に受動喫煙をしています。そのため、完全な分煙は不可能です。また、喫煙者にとっての受動喫煙も課題になっています。
煙はPM2.5と言われ、(髪の毛よりも細かい)微小粒子状物質です。環境省の環境基準では、1年間の平均値が15μg/m3以下かつ1日の平均値が35μg/m3以下です。都道府県などが外出自粛などの注意喚起を行う目安は1日の平均値70μg/m3以下となっています。しかし実は、禁煙席でも受動喫煙は生じており、喫煙室では環境省の基準を大きく超えてしまうことが課題になっています。
WHOのグループが喫煙調査などをもとにシミュレートしたところ、1年間で世界の60万人以上が受動喫煙で死亡したと推定しています。これは、世界の死亡数全体の約1%に相当しています。日本において年間で数千人が受動喫煙が原因で死亡しています。自分が吸っていなくても、誰かに影響してしまうとなると、大きな問題だと思いませんか・・・。それではこの辺で!またお会いしましょう(ΦωΦ)
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