生活習慣改善シリーズ『喫煙』①
管理栄養士のmarinaです。今日からは喫煙について取り上げます。ひとつのテーマとしては、内容がぎっしりつまっていますね・・。
衝撃的な言葉かもしれませんが、たばこは毒の缶詰と呼ばれ、4000種類の化学物質が含まれています。その中でも、200種類の有害物質(ニコチン、活性酸素、一酸化炭素)があり、60種類の発がん物質(タール等)も含まれています。更に、肥料由来とされる放射性物質(ポロニウム210)も含まれています。これは、肺内に入り、器官分岐部に付着すると、放射線(α線)を出し続けることで肺がんを発症すると言われています。
また、副流煙の方が有害であると言われているのには理由があります。主流煙の場合は、煙を吸い込むときにたばこ先端の温度が900℃にも達するため、発がん物質は分解され、加えてフィルターも通ります。しかし、副流煙として吸う煙が作られるのは、たばこ先端温度が500℃程度で、発がん物質が分解されるとは言えません。
喫煙は、様々な病気の元になりますが、特にがん、循環器疾患、呼吸器疾患の原因として挙げられます。その他にも、脳萎縮や認知機能障害や運動機能低下があります。日本人男性では、喫煙が原因として占める割合は全がんのうち38.6%で、受動喫煙の影響を加えたらもっと割合は高くなると思われます。
それではこの辺で!またお会いしましょう!
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