生活習慣改善シリーズ『高血圧症』⑦

 管理栄養士のmarinaです。今日は運よく・・自分がやりたいことがやれました。育児等もそうですが、自分の思い描いている通りに進まないとフラストレーションが溜まりますね。今日はスッキリですが、明日から怒濤の支援デーが続きます・・・( ̄▽ ̄;)

 さて、高血圧について書いていた記事が掘り起こされました(載せ忘れていました)。今日は以前書いていた記事の続きですが、高血圧についてです。血圧をあげる一番の要因は、肥満です。そのため、肥満があれば肥満の改善を優先します。肥満がない場合は、ナトリウムとカリウムのバランスが最も影響します。すでに説明していましたが、ナトリウムは食塩に含まれています。食塩が多いと血圧があがる、というのは想像しやすいのではないでしょうか。
 そして、アルコールも血圧を上げる要因になります。飲酒量が多い人ほど、節酒による血圧低下は大きいと言われます。定期的な有酸素運動も、血圧低下に有効とされているため、適度な運動が望ましいでしょう。

 さて、今回は飲酒について取り上げます。非飲酒者に比べて習慣的飲酒者では、飲酒量が増加するほど収縮期血圧が高くなると言われています。つまり、習慣的な飲酒量を減らすと、血圧は下がることが分かっています。ここでポイントになるのは、アルコール飲料の種類を問わないということです。問題なのは、アルコール量が影響するということです。(強いお酒で量が少ないとしても、弱いお酒で本数を重ねていたとしてもアルコール量が多くなればNGですね・・)

 いくつかの作用がありますが、血管の収縮反応の亢進が挙げられます。血液の通り道が狭まることで、血圧が上昇してしまいますね。そして、交感神経(興奮すると心臓の拍動が増えるため、血圧が上がります)の作用や、腎臓からのカルシウムやマグネシウムの排泄が高まること(詳しい機序までは調べられていませんが、カルシウムやマグネシウムという電解質が排泄されることで、体内のバランスが一定に保てないことが関係しているようです)が挙げられます。

 きょうはこの辺で!それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ