生活習慣改善シリーズ『糖尿病』⑥
管理栄養士のmarinaです。急に雨が降ってきますね。今日は蒸し暑くて、じめじめしていました。外食しに行ったら、座席が向かい合わせにならないようになっていたので驚きました。二人で食べにいっても、前を向き合って食べまています。これが新しい生活様式ですか・・・
今回は、糖尿病(高血糖)について取り上げます。昨日まで、血糖値が高くなる時の対策を解説してきました。最期は運動について、解説します。
中等度の身体活動や、日常生活でのエネルギー消費量の増加により、糖尿病のリスクは低下します。タイミングは、食後に行うことがおすすめです。食後血糖が上昇するタイミング(食事開始から約30分後)で有酸素運動を行うと、食後血糖が早めに低下して いきます。これは、筋肉による血糖の取り込みが活発になっているからです。また、血糖の取り込みが活発になると、インスリンの分泌も抑制されます。要は、インスリンの節約にも繋がるため、膵臓の負担を軽減できます。
よく、夕方に歩いてから夕食をたべます。という方が居ますが・・・歩いて空腹になってしまい、余計に食べる量が増えている!なんて方もいるため、注意が必要です。
運動の種類としては、有酸素運動によりインスリン抵抗性や耐糖能が改善されます。有酸素運動は、呼吸をしながら行う運動で、ウォーキングや軽いジョギングが該当します。筋力トレーニングでも筋肉量の増加により、同様の効果が期待できますが、今まで運動していなかった人がいきなり筋力トレーニングを行うのはハードルが高いのではないでしょうか。
それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ
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