生活習慣改善シリーズ『糖尿病』⑤

 管理栄養士のmarinaです。雨がやみませんね・・・降ったと思ったらやんで、また降っての繰り返しですね。

 今回は、糖尿病(高血糖)について取り上げます。昨日まで、血糖値が高くなる時の対策を解説してきました。今回は改善策をまとめてみました。ポイントは食事のリズムを整えることです。

〇1日3食の量を均等にする
 炭水化物量を均等に食べることが理想です。均等が難しい場合は、夕食は少な目が良いでしょう。

〇夜に偏っている場合は、夕食と朝食の配分を見直す
 実は、DIT(食事誘発性熱産生)と言って、食べるだけで消費するエネルギーがあります。特に朝食は夕食の(たしか)4倍DITが大きいと言われています。夜中心だと、その後に消費ができず高血糖状態が続いてしまいます。

〇夕食時間を早める
 夜間の食事は、体脂肪を溜めこみやすいです。体脂肪(内臓脂肪)は血糖コントロールを乱す原因にもなります。

〇補食で穀類をとり、夕食でその分を減らす
 食事が20時以降の場合は、夕方に補食の摂取ができると良いでしょう。夕食ではおかず中心にしましょう。

〇遅い時間の食事では野菜を先に食べる
 野菜を先にたべて、5分後に炭水化物を食べると良いそうです。サラダ一口食べて、ご飯で効果があるとは言えませんのでご注意を。

〇1日の食事時間を規則的にする(食間を空け過ぎない)
 規則性があることで、食事での高血糖を予防することができます。

 この辺をいつも説明していますが、伝わりますでしょうか・・・?それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ