生活習慣改善シリーズ『糖尿病』③

 管理栄養士のmarinaです。雨が降ったりやんだりですね・・・梅雨が明けたら本格的な夏になってしまうのでしょうか。雨は嫌ですが、今の時期は気温は凄く気持ちの良い時期なので、とても好きなのですが。

 今回は、糖尿病(高血糖)について取り上げます。今日はアルコールとの関係を解説します。アルコールは、ブドウ糖に変換されないため、飲酒後の血糖を上げません。しかし、糖質を含むアルコール飲料や糖質の多いつまみを一緒にとると血糖値は上昇します。飲んだ後の〆のラーメンやデザートなどは、血糖コントロールを乱し、体脂肪を合成しやすいです。食べる時間的にも、飲み会の最後が19時なんてことはないでしょうし・・・。

  アルコール量より、甘いアルコール飲料は控えることと、単純糖質食品(菓子類)をつまみに食べないことが大事です。 飲酒後に何かを食べたくなる人は、一時的に低血糖状態を招いていることが考えられます。原因となるのは一気飲みや早食いで、血糖値が急上昇した後に急降下するのではないでしょうか。ビールや発泡酒を控えることでも緩和されます。統計的には、BMI22以下では飲酒により糖尿病発症リスクは高くなるとされています。肥満がなくて高血糖がみられる場合は、適量内の飲酒に抑えることが大切です。

 それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ