生活習慣改善シリーズ『高血圧症』①

 管理栄養士のmarinaです。梅雨ですね・・・じめじめしています。明日から7月になりますね!切り替えていきましょう~( *´艸`)

 肥満、脂質異常症に続いて、今回のシリーズは、高血圧について取り上げたいと思います。血圧をあげる一番の要因は、肥満です(肥満はどこにでも影響しますね・・・)。そのため、肥満があれば肥満の改善を優先します。肥満がない場合は、ナトリウムとカリウムのバランスが最も影響します。あとで説明されますが、ナトリウムは食塩に含まれています。食塩が多いと血圧があがる、というのは想像しやすいのではないでしょうか。
 そして、アルコールも血圧を上げる要因になります。飲酒量が多い人ほど、節酒による血圧低下は大きいと言われます。定期的な有酸素運動も、血圧低下に有効とされているため、適度な運動が望ましいでしょう。

 ちなみに、体重5㎏減量すると、収縮期血圧5mmHg、拡張期血圧5mmHg低下が予測でるそうです。血圧が5mmHg下がるとすると・・・数値が小さいかもしれませんが、血圧は常に圧が掛かっているため積み重ねれば将来的な影響は大きく改善されますね。
 ちなみに、血圧を13.6倍すると、水がどの高さまで押し上がる圧力になるかを換算できると言われています。たとえば160mmHgの血圧であれば、押し上がる水の高さは2m17cmにもなり、これは住宅の玄関の高さに吹き上がる噴水くらいの勢いです。つまり、血圧が5mmHg下がることで、68cmも押し上げる力が弱まる。という事でしょうか。意外と大きな差に見えませんか?

 今日はこの辺で!それではまたお会いしましょう(´っ・ω・)っ