生活習慣改善シリーズ『脂質異常症』⑦
管理栄養士のmarinaです。登山の予定は雨のため中止になりました。明け方に雨の音で起きましたが、良い天気の日にリベンジしたいですね!6月はさすが、梅雨の時期なので仕方ないですね。
さて。脂質異常症シリーズが最後になりました。脂質異常症は、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロール(以下LDLコレステロール)が多すぎたり、善玉コレステロール(以下HDLコレステロール)が少なすぎる生活習慣病です。
脂質異常症シリーズは、今回が最後です。とっても奥が深いですね・・・。最後は、HDLコレステロールが低値の場合の改善策です。
肥満や中性脂肪高値がある場合は、その改善を優先します。肥満の改善は共通ですが、さらにHDLコレステロールは中性脂肪値が改善すると一緒に改善するようです。そのため、中性脂肪値の改善のために、糖質食品や飲酒等の見直しは大切です。
そのうえで、HDLコレステロール値は食事以外の要因が大きく左右しています。そのひとつが喫煙です。喫煙は、HDLコレステロール値を低下させ、喫煙量が多いほどHDLコレステロール値は低くなります。しかし、禁煙すると改善することが分かっています(明らかな変化は1年程度です)。また、身体活動量の増加により、HDLコレステロール値は上昇します。
結論から言うと、HDLコレステロール値が低いひとは、肥満を改善したうえで、喫煙と運動を行うことが大事です。それではこの辺で!また、お会いしましょう(´っ・ω・)っ
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