生活習慣改善シリーズ『肥満』③
管理栄養士のmarinaです。今日はよく電話が鳴りました・・・空気読んで、丁度前の人が終わったころにお電話くれる皆様、どうしちゃったんでしょう(笑)どうしてそんなに連携できるのでしょうか(笑) ほんと、今日は電話でお話し続けていたので、今後は電話対応怖くないですね。あとは報告書が・・今日だけで10件とは恐ろしい。
さて。最初に、肥満改善のステップとしては大きく2つあり、消費と摂取のエネルギーバランスが大事だと書きました。前回までは消費エネルギーを上げる方法について書きましたが、今回は摂取エネルギーを下げる方法について書きます。
摂取エネルギーを下げる1番目の方法は、食物繊維を伴わない糖質食品を減らすことです。糖質は種類により、肥満への影響は異なります。単糖類(ブドウ糖、果糖など)や少糖類(砂糖、乳糖など)は、食物繊維が少ないため胃で膨らみにくく満腹感を得にくいため、過食に繋がりやすいです。例えば、単糖類の果糖で言えば果物です。少糖類の砂糖で言えば飴等の菓子やジュース等の飲料に含まれ、乳糖は乳製品に含まれます。
また、食物繊維の少ない糖は、吸収が速く血糖値が急激に上昇します。血糖値の急上昇後には急降下するため、再び空腹を感じやすくなる特徴があります。 血糖値の急上昇は脂肪合成にも繋がりやすいため、 糖質は食物繊維を伴った、炭水化物の形でとることで肥満につながりにくい食べ方になります。
食物繊維の少ない、甘い飲料や菓子、菓子パンなどを減らしましょう。反対に、食物繊維の多い穀類や豆、芋、果物などは適正にとることが大切です。
ちなみに、炭水化物は糖質と食物繊維の合計を指します。糖質食品を減らす≠炭水化物を減らす(イコールではない)ので、注意しましょう。炭水化物として代表的な食品は白米を例にとると、白米は炭水化物の重要な摂取源になります。炭水化物を減らすことで、おかずの摂取割合が増えるため、結果的に摂取エネルギーは減らないと言われています。
それではこの辺で!またお会いしましょう(´っ・ω・)っ
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