生活習慣改善シリーズ『肥満』②
管理栄養士のmarinaです。溜まりに溜まった報告書が終わりません・・・今日はアポミスも発見してしまい、残念な気分でしたが、遅刻せず出社し、電車内では読書も進んだのでヨシと思いましょう!(笑)
前回に引き続き生活習慣改善シリーズをお届けします。肥満改善のステップとしては大きく2つあり、消費と摂取のエネルギーバランスが大事だと書きました。今回は、消費エネルギーをあげる方法の続きです。
消費エネルギーを増やすための2番目の方法は、食事リズムの改善です。1日の食事リズムの中で、朝食欠食や遅い時間の食い、早食いなどが消費エネルギーの減少につながることが分かっています。 時間栄養学では、例えば、朝食で消費するエネルギー量は、遅い時間に食べる時よりも4倍も大きいことが分かっています。 更に、欠食や過食など、3食の食事量のムラにより、強い空腹を感じる頻度が増え ることや、その後の食事で血糖値が急上昇することも、肥満に繋がると言われています。
消費エネルギーを増やすための3番目は活動量の増加です。これはシンプルな内容ですが、運動習慣のない人が運動を始めるのはかなり難しいため、普段の生活の中で活 動量を増やすことから始めましょう。 運動可能な場合は運動も良いのですが、血圧がとても高い人など検査数値や医師の指示により禁忌事項もあるので注意が必要です。
運動の種類で考えると、有酸素運動も筋力トレーニングも消費エネルギーを増やすことができます。有酸素運動は脂肪燃焼に効果的ですが、筋肉量が少ない人では消費するエネルギー量は少ない。 筋力トレーニングはそれ自体で消費するエネルギー量は少ないですが、筋肉量の増加により基礎代謝が上がるので1日の消費エネルギー量が増えます。組み合わせる場合は、筋力トレーニングの後に有酸素運動を行うのが効果的です。 筋力トレーニングを行うと成長ホルモンが分泌され、体脂肪が遊離脂肪酸として血液に流れます。そのタイミングで有酸素運動を行うと、脂肪が効率よく燃焼されます。(ちなみに食後2時間以 上経過している方が効果的です)
それではこの辺で!またお会いしましょう(´っ・ω・)っ
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