生活習慣改善シリーズ『肥満』①

 管理栄養士のmarinaです。気持ちのよい気温になりました。暑すぎず、丁度良いですね。今日は、じっくり勉強したり本を読んだりとても楽しく過ごせました。本日から短編シリーズで生活習慣病の解説を記載していきたいと思います。まずは肥満ですが、こちらは先週話した内容と重複しています。

 最初に、肥満改善のステップとしては大きく2つあります。当たり前に聞こえるかもしれませんが、消費エネルギーをあげるか、摂取エネルギーを下げるかどちらかしかありません。この消費と摂取のエネルギーバランスによって体重の増減が決まっています。それでは早速見てみましょう。

 消費エネルギーをあげる1番目の方法は、生活リズムの改善です。 起床、就床、3食の時間が不規則になると、体内時計のリズムが乱れてしまい、代謝が落ちます。代謝が落ちると、1日の消費エネルギー量が減ることになります。逆に、生活リズムを整えて代謝を上げることで、消費エネルギー量が増え、 減量に繋がります。 更に、代謝を正常化することは全ての検査値の改善に繋がるため、最初に取り組む必要があります。

 生活リズムの改善では起床と就床に着目します。 特に朝の体内時計のリセットは、1日の消費エネルギー量に影響します。 朝、目から入る光の刺激で脳にあるメインの体内時計がリセットされますが、 更に朝食をとることで全身にあるサブの体内時計が目覚め、メインの時計と同期することで代謝が上がり体温が上昇します。朝のスイッチを入れることで、朝だけでなくその日1日の消費エネルギー量を増やすことが可能です。
 また、夜のブルーライトは睡眠に悪影響が出ます。睡眠時間の減少は食欲のコントロールを乱し、代謝を低下させ肥満に繋がります。 入浴は、就寝前にぬるめのお湯にゆったり浸かることで、入眠がスムーズになるだけでなく、 就寝中の消費エネルギーも増加するためおすすめです。

 それではこの辺で!またお会いしましょう(´っ・ω・)っ