糖質オフのビールは効果的なのでしょうか

 管理栄養士のmarinaです。保健指導の対象の方で、『糖質オフビールを飲んでいるから大丈夫』というような事を仰る方がたまにいます。さて・・糖質オフだったらビールは大丈夫なのか・・を個人の目線で解説します。

 糖質オフビールは、会社によって糖質〇%オフなのか、ゼロ(に近い)のか、種類が沢山ありますね。また、商品によってエネルギーやアルコール量が異なります。満足感を出すためにアルコール度数が高い商品もあります。
 ここで疑問なことが、糖質オフだから・・・アルコールは気にしなくてよいのか?ということです。アルコールが含まれているのであれば、当然エネルギー量も多くなる可能性がありあます。また、アルコールによって酔うことで食事(おつまみ)の食べすぎにも繋がる可能性があります。

 そうなると、糖質オフだけ気にしているのはナンセンス・・と思ったのですがいかがでしょうか。例えば『いつも飲んでいる500mlのアルコール5%ビールを糖質オフに変えた。』のであればエネルギーも下がるかとは思います。しかし、『糖質オフビール500mlを2本飲むようになった』のであれば、アルコール量が増えるのでエネルギーも多くなることと思います。
 糖質オフを選択するのであれば、いままでと同量の酒を変えるのであれば多少の効果はあると思いますが・・糖質にこだわってばかりいると、おかずやおつまみの摂取量が増えてしまうため、劇的な効果は得られにくいのではないかと考えます。それではまたお会いしましょう( ˘ω˘ )