血糖値とHbA1cの関係について解説します

2020-05-11

 管理栄養士のmarinaです。いい天気でしたね~、久しぶりに散歩へ行きました。お風呂あがって体重を測定したら、数値にびっくりしました。会社に行ったら別人だと思われそうな体重で・・・多分、顔の輪郭も変わっているんだろうなってくらいでした。自分は毎日見てるんでわからないんですが・・・これは始動しなければマズイです。とても怖いです。

 さて。ご存じだとは思いますが・・HbA1cというのは過去1~2か月の血糖値の平均を表しています。では、HbA1cから平均血糖値を出すことが出来る事はご存じでしょうか。

 よく使われるのが・・
 推定平均血糖値 (mg/dl) = 28.7 × HbA1c (%) - 46.7 
 例えば。HbA1c 7%の人であれば、推定平均血糖値は154mg/dL  ですかね。計算合ってますよね!?

 難しいので、簡易版も普及しているようです。
 簡易の推定平均血糖値 = ( HbA1c - 2 ) × 30
 こちらの場合、HbA1c 7%の人であれば、推定平均血糖値は150mg/dL  なので、上記と近いですね。

 こちら、いつ使うかと言えば・・ちょっと、考えてみました(笑)
 HbA1cは体内のHb(ヘモグロビン)と結合しています。そのため、Hbが極端に減っている貧血状態では、HbA1cが低く出てしまいます。その時に上記のように、血糖値と照らし合わせると・・簡易的ですが適正かどうか分かりますね。
 あとは、いつも空腹時血糖値しか測定していないから、数値が低いけれど・・HbA1cは高いので、本当はこのぐらいの血糖値が平均と考えると、食後血糖値が高いですよ~というのも分かるのかしら。

 使い道は皆さんご自由にです!(笑) 簡易的なのであくまでもご参考まで。それではまたお会いしましょう( ˘ω˘ )

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