お酒の種類(醸造酒・蒸留酒・混成酒)を解説します

 こんばんは!管理栄養士のmarinaです(´っ・ω・)っ 本日は保健指導の電話支援で、糖質を気にして、ビールから焼酎に変えたという方とお話しました。お酒の話題が出たので復習したいと思います。

世界の伝統的な酒を分類すると、発酵したものをそのまま飲む「醸造酒」(最も代表的な醸造酒は、ワイン、ビール、日本酒です)と、それらを加熱し蒸留してつくる「蒸留酒」(ブランデー、ウィスキー、本格焼酎は代表的な蒸留酒です)と、更にこれらを基にしてつくられる「混成酒」とに大別されます。

月桂冠 https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/industry/world/world02.html

  これだけでも「へえ~!!」と思う情報ですね。

ワインなどの果実酒は、原料そのものに糖分が合まれているので、酵母を加えるだけでアルコールへと発酵させることができます(単発酵)。ところが日本酒やビールの原料は、米や麦などデンプン質です。日本酒では麹(こうじ)、ビールでは麦芽の酵素の働きによりデンプンを糖に分解させてから、その糖を酵母によって発酵させなければなりません。

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 と、いうことで醸造酒の中でも「糖質」が原料になるか、「でんぷん」が原料になるかで作り方が違うようです。でんぷんは、糖質が集まったモノだと考えるとこれらのお酒は糖質が含まれる事が想像できますね。

蒸留酒(焼酎・ウィスキー・ブランデー・ウォッカ・ラム・ジンなど)
原料を発酵させた後、蒸留してつくります。蒸留工程では、醸造酒を加熱して蒸発させ、その蒸気を冷やすことで、アルコール分を中心とする成分を液体にして集めます。

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 と、いうことでこちらのお酒はアルコールだけが抽出されているので、一般的には糖質が入っていません。しかし、商品によっては添加されているものがあると聞くため、成分表示を確認することをオススメします。

混成酒(梅酒・リキュール・べルモット・ペパーミント)
醸造酒や蒸留酒に香料や糖を加えてつくる酒です。リキュール類が代表的です。もともと薬用酒としてつくられてきました。

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 こちらは、書いてある通りですが糖質が含まれるお酒ですね。甘いので、予想通りかもしれません。では、本日はここまでで以上になります(__)続きはまた明日!

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