今年は東日本大震災から9年でした
みなさん、こんばんは。管理栄養士のmarinaです。昨日は、震災から9年の節目の日でした。私にとっては、忘れてはならない、忘れられない1日になっています。
震災当時、私は高校生でした。学校から帰る途中に震災が発生し、強い揺れに驚きました。家に帰ってみると犬がすぐに近寄ってきました。テレビからは、常に聞こえる警告音と津波の警戒についての情報、携帯からは地震アラームが頻繁に鳴っており、耳から離れませんでした。
関東でもかなりの恐怖があったので、東北地方の方々の恐怖や不安は相当なモノだったと思います。しかし、当時の関東では日常に近い生活が送れていました。影響があったのは、計画停電のために電気に制限があったこと位でしょうか・・。
現地での状況が全く想像できない状態でした。メディアでは見ていましたが。
それから、現地への震災ボランティアに参加する機会がありました。実際に現地で見た光景は今でも忘れられません。震災後半年ほどたって訪れた場所では、泥をかぶったおうち、そこへ各国から多くの人が訪れがれき等の撤去を手作業で進めていきました。
その半年後、震災から1年経ったときにも一人でボランティアに参加しました。内陸では日常に近い生活でしたが、海沿いではまだまだがれきや泥にまみれた現場が沢山ありました。
メディアを通してみた場所と、実際に肌で感じた場所と、人から直接聞いた内容とは全く違うので驚きの連続でした。当時の経験は忘れられないですし、東北での出会いは特別と感じます。本当に、沢山の方々、場所、経験をめぐり合わせて頂きました。
何が言いたかったかというと、震災から9年という月日が経ちました。メディアからの情報ではわからない事が沢山あるのだと思っています。忘れない。とは言っても、心の中にしまっている思いや感情は目に触れることがありません。家族や親せきを亡くされた方と、そうではない方にとっては、持っている感情も違うと思います。今でいえば、内に秘めた感情を外に出す。伝えていくのは憚られる場合もあるのではと思っています。私個人の考えで言えば、そういった感情は教えて頂きたい、知りたいと思っています。しかし、同じ考えの方ばかりではないとも思います。非常に難しい、デリケートな問題と思います。
時間が経つにつれて、日常は戻っている。そういう見方になってしまうかもしれません。メディアでの取り上げ方も小さくなっているように感じます。事実、私は仕事場で過ごしていましたが、気付いたら時間を過ぎていました。 自分の行動が悔やまれました。 被災地を思っている事は確かですが、黙とうする事も出来ず。忘れたくないと思っていても、時間は過ぎて行ってしまいます。どうか、皆さまの心の中で思うことや、体験を、その人の言葉で引き継いでいければと思っています。
まとまりがありませんが、今日は以上にします。皆さん、またお会いしましょう( ˘ω˘ )
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